首里高校生物部に寄付
カタツムリの一種「オキナワウスカワマイマイ」の生態の研究により、首里高校生物部は昨年11月開かれた「高校生による生物科学展」で最優秀賞、それに先立って行われた「県生徒科学賞作品展」でも最優秀賞を受賞し、生物部の九州、全国への派遣が決まりました。
この輝かしい活躍を新聞紙上で知った1969年当時の生物部の部長が、昨年12月19日、同校を訪れ後輩の生物部員を激励しました。
訪れたのは25期生村吉政勇さん(72)。
村吉さんは生物部の活躍に感激、是非エールを送りたいとの思いからの訪問となりました。
村吉さんからはこれからも活発な活動を願い30万円の寄付と、現在は県指天然記念物指定で採集できないチョウの標本や道具などが贈られました。
それに対して後輩から厚意への感謝のことばがあり、当時の生物部の活動の様子や今後の活動の抱負などを語り合いました。
後輩、先輩という50数年の時を超えての和やかな交流となりました。