この度、令和6年度定時総会において同窓会長として再任されました。
引き続き会員の皆様におかれましては、養秀同窓会に対し、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
これまで、又吉副会長を始め6人の副会長及び本田事務局長と事務局職員の積極的且つ丁寧な業務及び事務処理のおかげで、大過なく同窓会運営を進めて参りました。これもひとえに、会員の皆様のご理解とご協力の賜ものと感謝申し上げます。
さて、同窓会の設立目的の一つは、「県立一中を承継する首里高等学校の発展に寄与すること。」となっております。会員の会費を原資として、毎年380万円を学校支援金として拠出し、県予算では対応できない進路指導予算や、補完事業などに充てています。
更に、奨学金制度として、大学進学を支援する養秀育英奨学金(貸付型)や、医学、歯学、薬学や難関大学に進学する生徒に対し入学支度奨学金(給付型20万円)、在校生に対しても、経済的理由から就学困難な生徒への支援補助金や海外留学補助金制度などを創設しています。
特に、入学支度奨学金については、昨今の経済情勢を考慮し、今年度から、過卒生(1年)に対しても枠を広げました。今後も学校側との意見交換に努め、さらに強化を図っていきたいと考えております。
また、在学中に文武両面で顕著な成績を挙げた生徒には、卒業式で養秀同窓会長賞を授与し、生徒の努力を讃えております。
今後、会員の皆様のご協力を得て、多くの生徒たちが奨学金制度を利用し、勉学に励む環境を整えていきたいと考えております。
二番目の目的の会員相互の親睦ですが、定期総会後の懇親会を昨年度から首里高生徒の参加を促し、先輩方と現役世代の交流を行い、将来に向けた同窓会活性化の足掛かりを図っております。特に今年度は、多くのプログラムを生徒たちに依頼し、懇親会を盛り上げて頂きました。その様子は、動画で配信し参加できなかった会員や関心の薄かった会員が次回は参加したくなるように努めました。
また、養秀ゴルフ大会は、「養秀育英奨学金基金造成ゴルフ大会」とし、毎回30組120名規模のゴルフ大会として開催し、会員の交流を図っています。
設立目的三番目の一中建児之塔慰霊祭については、今年からコロナ以前の開催要領に戻し、ご遺族や同窓会員、首里高校教職員・生徒・PTAの参加を頂いております。
特に今年は、PTA及び生徒の全面的な協力が有り、事前清掃には130名余の生徒が参加し、慰霊祭当日も、従来の学校側の協力に加えPTAの協力でつつがなく開催できました。
今後は、更に学校、PTAとの連携を図り、より時代に即した慰霊祭にしていきたいと考えております。
情報の発信についても、会費納入のQRコード化による納付促進、ホームページのタイムリーな情報の共有等、若い方への同窓会参加呼びかけを進めています。
最後に、同窓会顧問、副会長、理事、代議員、事務局長及び事務職員、そして、会員の皆々様のさらなるご指導とご支援を賜り、養秀同窓会々員の絆を深め、会発展のため努めて参りたいと存じます。
以上、同窓会長再任のご挨拶とさせていただきます。
令和6年8月
一般社団法人 養秀同窓会 会長
(首里高校21期)與儀 毅