役員ご挨拶

 この度、副会長という大役を任され、その責任の重大性に改めて感じております。

 同窓会の役割として総務部会を担当することになりました。全ての事業計画が円滑に遂行出来るよう努めてまいります。

 また、同窓会運営の様々な課題を解決し、実施事業に多数の会員の参加をいただき、当同窓会の活性化に取り組んでいきたいと思います。

 今後ともなお一層会員の皆様のご協力をお願いいたします。

副会長 総務部会担当

(首里高校25期)又吉 盛秀


 国学創建の年から数えて、224年、県立第一中学校(一中)からは142年の歴史を継いでいる養秀同窓会は3万数千の会員を有しています。同窓会誌「海邦養秀」は、5月の定時総会に向けて住所の判明している全会員に発送し、また母校の卒業式と入学式には記念の「震天動地」を配布しています。

 本年度は、4月に同窓会のホームページをリニューアルし、スマートフォン対応とセキュリティーを向上させました。会員の反応も良く、連絡、問い合わせも増加しております。

 これからも同窓会がより身近な存在になれるよう努めてまいります。今後とも会員の皆様のご協力ご支援をよろしくお願い申し上げます。

副会長 広報部会担当

(首里高校23期)大城 信子


 平和・組織部会を担当致しますが、平和部会と組織部会の2つに分け、部会委員と共に取り組んで参ります。

 平和部会では、一中学徒資料室の運営と同時に資料室を活用した平和学習の充実など、戦争を知らない世代へ「平和の尊さ」を如何に伝えていくかを部会委員と共に図って行きたいと思います。当資料室には、学徒の遺書が展示されていますが、これらの遺書は、貴重な戦争遺産(戦争当時、県内21校で遺書を残したのは、一中だけ)でもあります。遺書は、戦中、地中に埋めた壺中の湿気や七十余年の歳月を経ており、保存に支障をきたしているため専門家による修復事業に取組んでいます。過去5年間にわたり取り組んだ遺書修復事業も2020年度の母校創立百四十記念事業の一環として予算化し、大まかな修復事業を終えました。今後も遺族から遺書の寄託があれば修復保存を継続して参りたいと思います。

 また、県立一中20会を中心に一中先輩方の「平和の尊さを後世に伝える責務」の熱き想いに寄り添い20会を引き続き支援していきます。

 組織部会は、コロナウイルス感染拡大に伴い、同期会・同窓会等の集いが開催できない状況の中、コロナ禍の収束が叶いましたら、2万余名の同窓生の方々の『首里高時代』の部活動仲間→学級→同期など、小さい輪を拡げて大きな輪にできることを同窓の皆様に期待します。

副会長 平和・組織部会担当

(首里高校24期)太田 幸子


 令和4年度から養秀同窓会副会長に選任されました首里高校30期の與儀喜邦です。県外在住が長かったこともあり、これまで同窓会活動に関わることもありませんでした。また兄姉5名とも首里高校で学びましたが、現在、県内には私一人であり、4年前から代議員として加わらせていただきました。

 高校時代の私は野球部に所属し、石嶺球場に通ったこと、また徳田監督や一緒にプレーした先輩や仲間の事が懐かしく思いだされます。

 首里高校を卒業後は県外の医科大学に行き、その後は医師として九州の大学病院等に勤務するなど地域医療に従事してきました。7年前に思うところがあって約40年ぶりにふるさとに帰郷し、県立一中卒業(48回)の父(現在満103歳)と同居しました。この間、地元で勤務医をしつつ、空手・古武道(五段)、三線、指笛、泡盛、養秀園芸、そして政治と、様々のことを経験してきました。

 戦後77年、そして復帰50年の沖縄のこと、伝統文化、あるいは戦争遺産など知らないことがまだまだ多く気にかかるところです。今後も平和の尊さを訴えつつ、首里高校の発展と同窓生皆さまの力になれるよう、務めたいと存じます。どうぞ宜しくお願いいたします。

副会長 法規・文庫部会担当

(首里高校30期)與儀 喜邦


 みなさん、こんにちは。

 令和4年度養秀同窓会定時総会で、企画・育英部会担当副会長に選出された首里高校33期の福原修です。

 私は2012年から定年退職するまでの8年間首里高校に勤務していました。当時は、旧中城御殿跡地発掘調査等で校舎改築工事が大幅に遅れ、何かと困難な状況の中、同窓会から部活動補助や奨学金支給などの支援をいただきました。私は在任中の4年間を同窓会係として、学校と同窓会とのパイプ役に携わりました。このような経緯があり、今回私の恩師である先輩方の依頼を受け、副会長を引き受けさせていただきました。

 養秀同窓会の大きな目標の一つとして「母校首里高校生徒達への大学進学や海外留学」への支援があります。創立130周年、創立140周年記念事業で創設された奨学金事業のさらなる充実を図るとともに、後輩たちを支援する新たな事業の拡充を目指して、着実に一歩一歩進んでまいります。

 同窓生の皆様には、コロナ禍で何かと制約がかかる中ではありますが、同窓会へのご協力、ご指導をよろしくお願いいたします。

副会長 企画・育英部会担当

(首里高校33期)福原 修


 令和3年4月に首里高校へ赴任致しました安仁屋宗一郎と申します。伝統ある我が母校首里高校で勤務できることを大変嬉しく思うとともに、責任の重さに身の引き締まる思いで日々過ごしております。

 養秀同窓会からは、他校では見られないほどの多大なご支援を頂き、本校生徒の教育活動に役立てさせていただいております。この場を借りて衷心より感謝申し上げます。

 また、去った「国学創建二百二十年 沖縄県立第一中学校・沖縄県立首里高等学校創立百四十周年記念事業」を通して、本校生徒はあらためて、時を超えて貫かれている「海邦養秀」の精神を学ぶ素晴らしい機会を得ました。今後とも継続して、県内・国内・世界で活躍できる人材育成に取り組んで参ります。

 縁あって養秀同窓会へ関わらせて頂くことになりました。微力ながら学校代表として全力で努めて参ります。今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

首里高等学校 教頭

(首里高校46期)安仁屋 宗一郎